| 受賞者のコメント | |||
| 竹中文良 | 「21世紀への提言」に入賞して 財団法人2001年日本委員会が主催する懸賞論文「21世紀への提言」に入選した事を心から喜んでいます。 従来日本では認知度の低い「がん患者への精神的・社会的サポートシステム」の普及に弾みがつく出来事だと思います。 古くからがんと言う病気は「肉体の病であると同時に心の病でもある」と言われてきました。しかし目覚しいがん医学の進歩の陰で、この病気に罹った人たちの心への対応は忘れ去られてきました。特に日本ではごく最近まで心の病というとその個人の人格とか品格まで損なう疾患と見られがちで、例え「がん」に罹ってもその悩みを誰にも話せずに孤独に陥る事が通例でした。 近年精神腫瘍学とか精神免疫学の進歩で、がん患者が陥り勝ちな孤独・主体性の喪失・絶望といった負の感情から離脱できれば患者のQOLが向上するだけでなく、時には病気自体の予後をも改善する可能性があることが立証されたのです。 私達がウエルネス・コミュニテイの開設に踏み切つたのも、放置されがちな「がん患者の心」を支えるシステム作りが目的です。 16年前の私自身のがん体験が根底にあったのも大きな理由です。 開設にあたり、日本人がはたしてメンタル・サポートのニードを感じ、このシステムを利用されるのかが不安でした。しかし2年経過して600人のがん患者さん達が会員として利用されました。その現状からがん患者さん達のメンタル・サポートのニードは極めて高いと判断できました。現在日本での、がんからの生存者(サバイバア)は300万に達しており、その中で約150万人が今も治療中か、経過観察中だといいます。 その中でメンタル・サポートを必要としながら、その機会をみつける方法さえ知らない人が極めて多いいのが現状です。 それらの患者さんやご家族にジャパン・ウエルネスの存在を認知して、是非ご利用いただきたいと念じております。 ジャパン・ウエルネス(英文:Wellness Community Tokyo) Tel:03−5545−1805 Fax:03−5545−1806 E-mail:t−boone@japanwellness.jp |
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