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番外編〜自作ディジュリドゥ〜

ディジュリドゥという楽器を知っていますか?
ディジュリドゥとはオーストラリアの先住民”アボリジニー”が古くから
使っている楽器で、最初に作られた管楽器とも言われています。
本来はユーカリの木で作られていて本場物は3万円以上と結構なお値段なんですが
排水管のパイプで簡単に自作も可能、しかも安くて軽くて音も結構まとも
ということで自作に挑戦してみました。みんなもディジュリドゥを作ろう!

ディジュリドゥ
これが普通のディジュリドゥ


まず最初に、なんでいきなりディジュリドゥなのかってことですが、単純にバンドにディジュリドゥプレイヤーがいて
その演奏を聴いて感動して、実際に吹いてみて楽しかったから。単純だけど面白いんだよ、これが。

で、ディジュリドゥはユーカリ製が一般的で他にも安価な竹製とかもあるらしいんですが、結局、木なので乾燥に弱く
ひびが入りやすかったり、重かったり、個体差が激しくて「入門用ならこれ!」というモデルとかも当然ない訳で
どうしようかと迷っていたところ、ディジュプレイヤーのS氏より「そこら辺の安物よりも塩ビパイプの方がよっぽど
まともな音が出るよ」とのアドバイスが。
自分でもどっかのサイトで塩ビパイプでディジュリドゥを作ったレポートを見ていたので、それなら早速作ってみよう
と思い、早速東急ハンズへ…

少し迷ったが水道関係のコーナーの奥に塩ビ製排水管を発見!
ディジュリドゥは大体1.2m〜1.5mぐらいの長さなので、それぐらいのものを探してみるがそこには20cmと1mと2mの
ものしかなかった。
どっかのサイトで見たやつは簡単に持ち運びできるよう50cm2本と20cm1本を接続して使っているということだった
ので1mのものと20cmのものを何本か買い、それぞれを接続するソケットも何本か購入することにした。
穴の直径については、ディジュリドゥは竹製などのように太さが一定のものもありますが、歌口側が3〜4cmぐらいで、
音が出ていくベル側に向かって5〜7cmぐらいに広がっているものの方がいいらしい。(ベルボトム型)
これはラッパなどの管楽器がそうなっているように、外に向かって管が広がることで音が増幅するということだろう、多分。
そこで、穴の直径は5cmをメインに3cmと4cmのものとそれぞれを接続できるソケットも同時に購入してみた。
それでも全部で2,000円程度!

今回購入した塩ビパイプ
(右の2本は歌口加工を施してある)

塩ビパイプの他にディジュリドゥではビーズワックス(蜜蝋)というものを使って歌口部分を加工します。
加工しなくても吹けるけど、長時間吹くと丸い跡も付くし結構痛いので加工しといた方がいいんじゃないでしょうか。
ビーズワックスは木工用品の所にあった(木工のつや出しや磨き用)。700円也。
もしビーズワックスを使わない場合、バリなどを紙ヤスリで削って歌口部分を丸く加工しないとキビシイ。

家に帰ってきて早速繋げてみる。いろいろ試した結果、1m×5cmと20cm×5cmと20cm×4cmを繋げるパターンにし、
4cm穴の管にビーズワックスで歌口加工を施すことに決定。
ビーズワックスは要はロウで、65度前後で溶けはじめ、50度ぐらいで柔らかくなるので湯煎やドライヤーで暖めます。
ドライヤーで温風をあてながら練るとやりやすい。
柔らかくなったビースワックスを細く伸ばした後、穴に合わせて内側に巻いて形を整えていく。
このときもドライヤーで温風をあてながらやると固まらないのでやりやすい。


穴の直径はお好みで。
これは3.2cmぐらい。

丸の形はあまりきちんとなってなくてもあまり問題ないと思うけど(実際、売り物の加工を見てもかなり荒い)、高さが
バラバラだと吹くときに口との間に隙間ができて息が漏れてしまうので平らなところに押し当てたりしながら均一の高さにします。
大体形が決まったら冷めるまで待つか、ドライヤーの冷風で冷すなりして固める。
後はパイプを接続したら完成!歌口が合わなければまたドライヤーで暖めて加工し直せる。


完成!


  
繋ぎ方を変えることでいろんなタイプに変形可能。
左は「ベルアップタイプ」、右は「アルペンホルンタイプ(?)」


こんなもんでも結構いい音します。(と言ってもプロの演奏とか聞いたことないのでよくわからんが)
あとはペインティングとかするともっと雰囲気出そう。



−楽器情報−

楽器購入店:東急ハンズ


楽器メーカー:コマツパイプ



−完−

*楽器の吹き方については他のサイトを見ましょう。あしからず。