惜別・長野電鉄
湯田中駅スイッチバック

長野電鉄は現在、長野〜湯田中間の「長野線」と、屋代〜須坂間の「屋代線」から構成される、長野県中心部から北東部を走る総延長・57.6Kmの私鉄です。

車両は、特急用として昭和32年に登場し今でも現役で走り続ける2000系は、今では自社オリジナルの車両でもあります。通勤・通学輸送を中心に使用される一般型車両には、営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線用3000系として使用されていた3500系・3600系が主力で、これに平成17年からは東急電鉄で使用されていた8500系が長野〜信州中野間の限定運用で使用されています。その長野電鉄にはこの程、小田急電鉄で特急用として活躍していた10000系HiSEを譲り受けまして、4両編成化と車体整備をしたうえで、平成18年12月9日より1000系特急「ゆけむり号」としてデビューする予定となっています。

相次ぐ新形式車両デビューの状況の中、平成18年8月31日を持って湯田中駅構内にあるスイッチバックが廃止となりました。急勾配区間の終端にある湯田中駅は、構内の制約上ホームの一部にポイントが設けられておりまして、3両編成の車両は一旦駅末端先の踏切上までを行き過ぎ、駅構内のポイント転換をした後、退行してホームに到着する、他の鉄道にも余り例を見ない特殊なパターンとなっていました。スイッチバック廃止後の1ヶ月間は、区間運休を行い駅改良工事を行った後、新たに1面1線の駅として生まれ変わります。

ここでは、スイッチバックの模様を動画でお届けするほか、長野電鉄の車両の写真を少数掲載いたします。

長野電鉄湯田中駅スイッチバック
2000系発着の動画

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長野電鉄
湯田中駅スイッチバック
2000系到着編


湯田中駅前温泉「楓の湯」
駐車場付近より撮影


.wmv形式 約1分10秒 2.0MB

長野電鉄
湯田中駅スイッチバック
2000系発車編


県道踏切より撮影

.wmv形式 約52秒 1.5MB


湯田中駅で発車を待つ、2000系特急「湯田中号」。


ホーム末端部のすぐ先には構内踏切と県道が通るので、非常に狭い。


県道の踏切の先にはポイントがあるが、更にその奥は行き止まりになっている。


到着する2000系は、一旦ホームを行き過ぎこのような状態で停車し、後方のポイントを
転換してから退行をしてホームに収める。


現在の湯田中駅舎は、昭和30年に2番線側に建てられた。


1番線側にある湯田中駅旧駅舎は、平成16年に国の『登録有形文化財』に指定された。
現在は「楓の館」として利用されており、展示室と休憩室を備えている。


「楓の館」の隣には、町営の駅前温泉「楓の湯」がある。


向かいの広場には、無料の足湯コーナーも設けられている。


ポイントの上にまたがる状態で停車中の2000系。このような状態となるため、
スイッチバックが扱われている。左側の建物は「楓の湯」。


長野方面を見る。中央の線路が本線で、すぐ先には約40‰の急勾配になっている。


ワンマン機器を兼ね備えた2000系運転台。信州中野または須坂から長野までの
区間は、ワンマン運転を行っている。


湯田中駅で並ぶ2000系と3500系。臨時「ビアトレイン号」が運転され湯田中駅1番線
ホームに列車が入線した、大変珍しい光景。


須坂駅にて。2000系「湯田中号」の隣に停車しているのは、東急電鉄から譲渡
された8500系。現在のところは長野−信州中野間の限定運用となっている。


長野駅は、こちらも地方私鉄では大変珍しい地下構造の駅となっている。

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