Linux On Note PC Title

最終更新日 2001年11月10日
このページは結城浩さんのMakewebを使用して作成しました

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 最近のノートPCに最近のディストリビューションをインストールするときにはほとんど問題は起こりません。少し前まではノートPCにインストールするには様々なハードルがあったものです。ここに書いてあることはすぐには役立たないかもしれませんが、万一インストールでトラブルが起こったときには参考にしてみてください。

〜もくじ〜                

〜詳細もくじ〜


Canon INNOVA note 4100CS の巻


PC Gif概略

 1999年1月のことです

 自作のタワーには、もう既にLinuxが入っていて、元気に動き回っているのですが、職場にはLinuxの動く機械がありません。不便なのでノートパソコンにもLinuxを入れてみようと計画を立てました。


 初めてタワーにLinuxを入れたのはもうずいぶんと前のことです。とりあえずインストールはしたけれど・・・という状態が続いていました。何とか実用的に動き出したのはカーネルが2.0になってからです。あれこれと環境設定が難しく、日本語入力が可能になるまでに1ヶ月以上かかったでしょうか。


 その頃と今とではインストールの環境もずいぶんと違います。(簡単になりました。)多分、ノートにインストールするのもそれほど苦にはならないだろう、と決心した次第です。 もう7年以上使い込んでいるノートパソコンが手元にあります。今話題のSOTECという会社の初代Winbookです。はじめはこれにLinuxを入れてみようと思ったのですが、HDDが古いタイプのIDEでしたし、LCDもモノクロ2階調VGAですから、ちょっと面白くありません。

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PC Gif事前の準備

 で、仕事場で活躍していたキャノンのINNOVA noteにインストールすることに決めました。


 486/100MHz、メモリ24MB、HDD1GB・・・どう見ても時代遅れのスペックなのですが、Linuxは窓のような無駄に肥満したOSではありません。これで十分すぎるほど快適に動いてしまうんですね。ただ、仕事場での関係もあり、窓も残しておかないと困りますから、HDDだけは換装して4.3GBにしました。INNOVAのこのタイプはHDDの交換がウソのように簡単です。ひっくり返すと、ちゃんとHDDのカバーがあります。ねじを外せば、すぐにHDDが見えます。極薄のHDDの必要もありません。18mm厚なら楽々入ります。(もっとも、今は18mm厚なんてないでしょうけど。) 

 いきなりインストール、などとはいきません。まずは情報収集から。 

ノートパソコンにLinuxをインストールするときのツボは3つほどあります。

 

 まずは
ビデオチップ。コンソールだけで使っているのなら、問題ないのですが、Xを動かそうとすると、ビデオチップが大きな鍵を握っています。窓ほど多くのチップに対応していません。また、ビデオチップをサポートしていても実際にVGAを超える解像度で表示できるようにするには工夫が必要なこともあります。

 次にフロッピードライブCDロムドライブの認識があります。オールインワンタイプなら、BIOSレベルで認識してくれますから、ほとんど問題はないのですが、外付けだと、時に大きな問題になります。もしもこれらのドライブが専用のコネクタ、専用のPCMCIAカードなどで接続されるものでしたら、不具合がでる可能性があります。例えば窓98だけでしか動作保証していないような専用コネクタ(   など)です。またカード側にBIOSを搭載している専用カードを使うもの(リブレットなどがそうです−−ただ、これにはいろいろな工夫で回避できますから心配は無用)です。

 もうひとつは、SCSIやネットワークカードです。いずれもLinuxで使えないものがありますから、気をつけなくてはいけません。

 私のINNOVAのビデオチップはOptiで、実はLinuxではサポート外なのです。ちょっとショックを受けましたが、インターネットで探してみると、ちゃんと工夫して使えるようにしている方がいらっしゃいました。その方のHPに掲載されているパッチを使うことで実用上問題なしにできました。

 フロッピーは内蔵タイプなので問題はありません。CDロムドライブはSCSI外付け。ドライブそのものはまず問題なく使えそうなのですが、問題があったのはSCSIカード。Ratocの5535というカードを使っていたのですが、これは使えないようで、いろいろなサイトで確認しても、もう諦めるしかなさそうです。しかたなしに、新しいSCSIカードを購入することにしました。今度はRatocはやめよう、でもAdaptecは高いし、IOデータにしようか、などと考えていたのですが、結局Ratocの9535に。値段が安かったのと、Linuxでの動作実績があったからです。

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PC Gifインストールの問題点

 さて、いよいよインストール。あまり古いのを入れても仕方ありませんから、比較的新しい目ので実験を。雑誌の付録についていたTurboLinux3.0、RedHat4.2、Vine0.9を。(何の事はない、全部RedHat系でした。)--インストールの仕方についてはここでは触れません。一応、インストール後をターゲットにしていますので。

 どうしてだかわからないのですが、TurboLinux3.0はブートディスクで起動し、PCMCIAカードを使うので補助ディスクを入れ、読み込ませた段階で不都合がでました。何度やっても「CDロムドライブが見つからない」という旨のメッセージが出てしまいます。確かTurboLinux Liteでも過去に同じような経験がありました。(ただし、製品版のTurboLinuxでは問題なくCDドライブにアクセスし、インストールが完了しました。製品版はApplixWareが欲しかったので持っていたものです。)

 RedHat4.2で同様にブートディスク、補助ディスクと入れ替えていくと、特に問題なくインストールが完了しました。

 Vineの場合も同様です。

 結果として、Vineを使うことに決めました。というのも、VineToolがよくできているのと、インストール時のパッケージ選択で比較的コンパクトにインストールできたからです。もちろん、ApplixWareも問題なく動作します。

 さて、ここで先ほどの問題です。このノートパソコンで使われているビデオチップはXでサポートされていません。このままではXが使えないわけです。そこでインストールのときに次のようにしました。

 X Server(ビデオカード)を選択するとき->不明なビデオカード->SVGAサーバを選ぶ

 モニタの選択->カスタム->SVGAのLCDを選ぶ 周波数は適当に

 ビデオカードのメモリ検出->検出しないを選ぶ

 メモリの量->512KB

 以下、検出しないを連続で選んでいきます。

というのも、あとでSVGAサーバにパッチを当てたり、XF86Configに関しては別のファイルを使いますから、細かに設定する必要はありません。ただし、「じゃあ、Xの設定はいいや」とパスしてしまうと、いけません。どうしてかというと、SVGAサーバをインストールするとそれに伴い、必要なフォントなどもインストールされるからです。

 それからくれぐれも「ブート時に自動的にXを起動する」は選ばないようにしてください。これを選ぶと、ログイン画面がXdm(GUI)になってしまい、INNOVAのようなXでサポートされていないビデオチップを使ったノートの場合、画面が表示されなくなってしまうからです。

 一応、インストールが終わるまで50分以上はかかったでしょうか。(何しろ外付け4倍速のCDですから。)


PC Gif細かな設定

 さて、一通りインストールが終了したら、XF86_SVGAにパッチをあてます。パッチの所在は吉岡信和さんのINNOVA NOTEの散歩道などをご覧ください。パッチを当てたXF86_SVGAを   にコピーします。それからXの設定ファイルXF86Configを設定します。・・・というと難しいので、ここでは横着をして同じく吉岡さんのホームページにある設定ファイルをもらってきました。そのファイルを    に置いておきます。

 これでXの方の設定はOK。念のためリブートして、再度ログオン。そこからstartXでXを起動してください。無事に起動できましたか? 画面がズレてしまいますね。どうしてかというと、起動時のビデオ設定を変更しなくてはいけないからです。通常、Linuxでは起動時に任意のビデオモードは選択できません。今回使うことになったXF86_SVGAには特殊なビデオモードを与えてやる必要があります。

 どうするかというと、エディタで/etc/lilo.confを開きます。そこにvga=askを付け加えてください。こうすると起動時にビデオモードを設定することができます。

 もちろん、liloを実行してくださいね。そうしないと変更が有効になりません。

 さて、リブート。ビデオモードを聞いてきたら770を入力してください。そうすると・・・あっ!画面が表示されなくなりました。ここが一番痛いところなのですが、Xでちゃんと表示できる画面モードに設定すると、コンソールモードが表示できなくなります。またコンソールでちゃんと表示できるモードにすると、Xで画面がずれてしまいます。ですから、次のように考えてください。

   コンソールモードでしか使わない->lilo:linux  で起動したあと
 ビデオモード 3か4を選ぶ
 Xを使う->lilo:linux 5  で起動したあと
 ビデオモード 770を選ぶ

 linux 5というのはlinuxをGUIモードでログオンする、というものです。


PC Gif環境設定

 うまくいったら、自分の好みに設定しましょう。

 まずはlsのオプション設定。aliasを作ってしまいましょう。私はエディタにはずっとmifesを使ってきたので、Linuxでもmuleやemacsをmifesとaliasをつけて使っています。以下の行を/root/.bashrcに付け加えます。


Sanyo Winkey G2Fの巻


PC Gifノートパソコンの選び方

 私はタワー型を自作するときには、とりあえずその時点での最高速マシンを目指して作ります。そうすれば向こう1年くらいは不自由なく使えるからです。そして、1年後に不満の出てきた部品だけを交換すれば、また向こう1年間満足して使えるからです。

 ところがノートに関しては全く別です。新製品は絶対に買いません。というのも、ノートの場合、大体3ヶ月から5ヶ月で新製品が出てきます。そうすると、新製品を出てすぐに購入しても、3ヶ月ほどすれば、実勢価格が一気に数万円も下がってしまうからです。そして新しい製品が出れば、旧型機種、ということで半値ほどで叩かれてしまうでしょう。

 旧型機種になったからといって、とたんに性能が下がるわけはないでしょう。ですから、私はノートの場合、意識的にこの機種の切り替え直前、あるいは旧型機種になった直後に買うことにしています。

 G2Fも'99夏には25万円ほどしていたのが10月末には2万円相当のメモリをサービスして18万円でした。つまり27万円だったものが18万円になったということです。


PC GifG2Fのメリット

(ここに記載していることは、あくまでも1999年秋に私が購入する時点での判断です。その後のノートパソコン及び周辺機器ならびにLinuxの進歩は激しいものがあり、最新機種を購入するときに必ずしもこの基準に従うとは限りません。)

 なぜG2Fを選んだのかというと、Linuxが動きそうだ、というカンが働いたから?です。
 
一番大きなポイントのビデオチップはTridentCyber。これはLinuxでの動作実績は豊富です。

 CDドライブはFDドライブは外付けとなりますが、特殊なインターフェースではなく、基本的にIDE接続。これなら使えないわけがありません。

 CPUはちょっと非力ですが、Linuxなら十分すぎるほどのスペック。これにメモリを128MB搭載するのですから、文句のつけようがありません。

 ついでにポインティングツールですが、スライドパッドとアキュポイントの両方が搭載されています。これは排他的にしか利用できませんが、いずれもPS2タイプでLinuxでの利用は問題なさそうです。

 もう一つ大きなポイントはドッキングステーション。最近のノートパソコンは小型・薄型にするためにコネクタを省略する傾向があります。USBを使えばいいのでしょうが、LinuxではUSBはまだしばらく望めません。だからといってケーブルでIOボックスをブラブラぶら下げるのも不便です。その点G2Fはドッキングステーションタイプで、ウェッジ型をしていますからつなげば本体に適当な傾斜がつき、使いやすいですし、このまま引っつかんで持ち歩いても不便はありません。(昔のLet's note miniやチャンドラのように全部コネクタをつけておいてくれれば一番いいのですがね。・・・ってなことを書いていたら、松下さんから光学式トラックボールのLet's noteが復活したみたい。)

 それからPCMCIAカードが2枚以上させる、というのも大きいです。どうせ内蔵のモデムなんかはLinuxでは使えないでしょう。そうすると、どうしてもネットワークカード+モデムカードと2枚刺すことになります。(CDドライブがSCSIならSCSIカードも必要になるし。そうするとカードが3枚・・・チャンドラが必要ですね。)


PC Gifインストール

 どのディストリビューションを使おうか、考えました。やはりVineでしょう。ところが・・・

インストール時に日本語表示が乱れて使えません。
Readmeを読むと、こういう場合は英語モードでインストールせよ、とあります。そこで英語モードでインストールしようとしましたが、それでも画面が乱れます。一応、最後までインストールできたのですが、精神衛生上よくないので、他のディストリビューションを探しました。

 手元にあるTurboLinux製品版・・・やはり画面が乱れる。RedHat6.0・・・やはり画面が乱れる。う〜〜〜〜ん、困った。 一応原因を追求しておくと、これはTridentCyberを使ったノートによくある問題だそうです。LinuxでGUI以外で日本語表示を可能にするにはkonというソフトを使うのですが、このkonが案外行儀が悪く、トラブルを引き起こすことがあるのだそうです。特にインストール時にはmini-konが使われていて、このようなトラブルにつながるのだそうです。そもそもkonそのものがもうずいぶんと古いソフトですから、新しいチップには対応していないのかもしれません。

 ところが、Laser5 Linux6を使ったところ、日本語モードはムリでしたが、英語モードでは画面の乱れもなく、インストールができました。INNOVAの時のようなトリッキーなこともせず、まるでウソのように簡単にインストールが終了してしまいました。外付けCDドライブもPCMCIAカード経由ではありませんから、ブートディスク以外の補助ディスクも不要です。またこの外付けCDドライブは24倍速ですから、今までINNOVAで使っていた4倍速とは雲泥の差です。(完了まで約25分。)


PC Gifトラブル1

 起動するときに画面に一つ一つのサービスが表示されていくのですが、ネットワークカードもSCSIカードも認識されません。

ありゃ?両方ともLinuxで動作実績があるのになぁ。

 もう一度リブート。でも、ダメ。 

 まず、ハードウェアのチェックをしました。PCMCIAカードをコントロールするコントローラがあるのですが、通常これはIntelのチップが使われています。G2FではRicohの5c478というチップです。これに原因があるのでしょうか?Ricohのホームページでスペックを確認すると、一応Intel互換、特にパラメータを変える必要もなさそうです。

 CardBus対応のPCMCIAカードソケットの場合、CardBusではなくPCICに設定しておいたほうが良いこともあるそうですが、G2FではBIOSレベルでPCICに設定することはできません。

 いずれにせよ、PCMCIAソケットが認識されていないわけですから、

   /etc/sysconfig/pcmciaに

   pcic_opts="irq_list=10 poll_interval=100"

を記述してみました。というのもWindows98を起動したときにPCMCIAカードコントローラのIRQが10だったからです。

 それからうまく動いているINNOVAでLinuxを起動し、lsmodしてみました。すると

  pcnet_cs <-network card Re450 driver

  8390  serial_cs <-modem card

  i82365 <-intel card manager

  qlogic_cs <-scsi card

が使われていることがわかりました。ついでG2Fでも同じことをやってみると

  i82365  pcnet_cs Resource unused <-使われていない

  qlogic_cs Resource unused <-使われていない

となっています。

 要するに、5C478はi82365互換で使われているが、SCSIカードなどが認識されていない。考えられることは、IRQなりアドレスなりがバッティングしている、ということでしょう。

 そこで、どんなIRQに設定されているのかを見るために/proc/interruptsファイルを覗いてみました。すると

   1--timer
   2--cascade
   8--rtc
  12--mouse
  13--fpu
  14--ide0
  15--ide1

これでIRQの3,5,6,7,9,10などが空いていることがわかります。そこで再び/etc/sysconfig/pcmciaファイルに

  pcic_opts="irq_list=3,5,9"

としてやってみました。今度は見事にPCMCIAソケット、それからソケットに刺さっているネットワークカード、SCSIカードが認識され、使用することが可能になりました。

 参考までに/sbin/probeを実行してpcicprobeを見てみると

    Ricoh RL5C478 PCI-to CardBus 2 sockets hostopts(0)

となっています。これで刺さっているカードは

  eth0:NE2000compatible 0x320 irq 3 00.E0.98.01.A8.8E

  SCSI0:Qlogicfas Irq 5

で設定されています。

 一応、今回のトラブル解消に役立ったコマンド・ファイル

 lsmod
 dmesg
 /sbin/probe
 /proc/interrupts
 modprobe
 conf.modules


PC Gifトラブル2

 「インストール時に使われるkonはmini-konだが、インストール後のkonはfull-konのはずだから、日本語表示ができるかな?」と期待していたのですが、やっぱりだめです。konを起動すると画面が乱れてしまいます。

 /etc/kon.cfgファイルをいろいろいじってみたのですが、やっぱりだめです。以前から言われているように Trident Cyber系はkonと相性が悪いのかもしれません。日本語が必要なときにはXを起動し、日本語が必要ないときにはコンソールで操作しています。

 もっとも、最近のアプリはX上で動作するものが多いのですが。 いろいろ見ていたらJFBTERMという日本語化フレームバッファターミナルというのが見つかりました。konの代わりに使えそうなので、近々実験してみたいと思います。


PC Gifモデムを使おう

 以前使っていたノートパソコン(前述のCANON INNOVA)で使っていたPCMCIAモデムカードをG2Fでも使ってみようと思いました。INNOVAの時には、まるでウソのように簡単に認識され、設定もほとんどいらなかったので今度も楽だろうなぁ〜とタカをくくっていたのです。(ということは、この後に相当苦労したというのがわかりますね。)ちなみにモデムカードはCyQve FMC-561というLinux対応を謳っているものです。
 (ご存じの方も多いかと思いますが、最近のノートパソコンに内蔵されているモデムの多くはは俗にWin-modemなどと呼ばれていて、Windowsからしか利用ができません。もちろんそれなりのドライバ類を作れば利用することも可能でしょう(事実そうしている人もいます)が、今のところ内蔵モデムは利用できないことの方が多い、と考えておいて間違いないでしょう。後日、このノートパソコンを分解して解ったのですが、G2Fに搭載されているWin-modemのコントロールチップはLucent Technology社のものです。このタイプのものはLinux用のドライバが作成されていますのでそのまま使用できる可能性があります。)

◎第一日目
 単純にカードスロットにモデムを挿して起動してみました。起動メッセージを見ていると、どうも認識されていない様子。(モデムカードはシリアルポートとして認識されます。)
 これは、きっと以前あったようにIRQなどがバッティングしているのだろう・・・と考え
 /etc/sysconfig/pcmcia
に空きIRQを追加しました。
 そして、再起動。またまた認識されない。おかしいぞ?・・・もう一度カードを挿し直して再起動。
>lsmod
で確認してみると、どうやら認識されている様子。しかもIRQは増やす必要がなかったのです。で、IRQは元に戻しました。

◎第二日目
 Laser5 Linux6.0にはppxpが入っていません。そこで取り敢えず動くかどうか試すにはrpmファイルを取ってくるのが一番楽ですから、ppxp-98112523-3jrpm.i386.rpmというのを取ってきました。(標準のpppよりppxpの方が使いやすいのになぜLaser5 Linux6.0には入れていないのでしょう?・・・理由は後でわかりました。)当然userlinkも必要ですからこれも取ってきてインストール。
 試してみましょう。コマンドラインからppxp・・・ありゃ???
 何も戻ってこない。おかしいなぁ。カードがやっぱり認識されていないのかな?試しにINNOVAの方で(モデムカードは抜いてある)試してみると、ppxpはちゃんと起動しました。・・・ということはカードの問題じゃないのかな?おかしい!
 それじゃ、X上で試してみよう。xppxp-98112523を取ってきて、インストール。で、使ってみるとやっぱり何も返答なし。
 それじゃtkppxpを・・・(無駄なあがきですね)・・・インストールしても、だめ。やっぱりカードの問題かなぁ?

◎第三日目
 思い切ってコンソールから、直接通信プログラムを起動してみることに。minicomというパソコン通信用?のソフトが標準でついていますから、これを起動してみました。何もオプションをつけなかったので「conifigファイルがないぞ!」と怒ってきますが、無視。minicomではそんなに難しい設定をしなくても、一通りのことはできてしまいます。強いて言うならttySXのXの設定(要するにポート番号ですね)とボーレートの設定くらいしておけば十分でしょう(テストするには)。
 そういえば、G2Fはポートリプリケータの方にシリアルポートがあるけど、今はつないでいない。モデムカードのポートはどうなってるの?
 /var/run/message
を読んでもいいんだけど、今までのログが全部入っているから、面倒くさい。(第一この程度のことでこんなデカイログを見る人はいないよね。)で、
#dmessage
起動時のメッセージをもう一度表示させます。すると、モデムカードはtty00になっているのがわかります。(このポート番号の対応関係についてはpcmcia-howtoを読んでください)。一応ttyS0ということで。ボーレートも最高速にしておきました。
それからカードの状態を表示してくれるツールがあります。
#cardctl config
これで挿っているカードの情報が得られます。
#cardctl ident
これで一応、カーネルではモデムカードを認識しているし、どのようなポートになっているのかもわかりました。
 で、あらためてminicomを起動。
デフォルトのATコマンド(初期設定用)を表示してOKが見えました。やれやれ。
一応、念のためATだけ入力してリターン。これでもOK表示。ともかくカードは正しく接続されているようです。
 更に念のため、自分の携帯電話にかけて見ようっと。090-xxx-xxxx。ピポパピ〜ポピポパピ〜ポ(携帯の着メロです)。ちゃんとつながりました。
 では、あらためてましてppxp・・・ジャ〜〜ン!!
 相変わらず動きまヘン。

◎第四日目
 なぜなんだ!INNOVAではちゃんと動いていたじゃないか。カードも認識しているし。なぜG2Fではだめなんだ?
 ここでハタと気がつきました。INNOVAではVine1.1を使っていたのです。「そうか、きっと設定用のディレクトリとかスクリプトの所在が違うんだな」と思い、あれこれ探してみました。(・・・要するに、これも無駄だったんですが。)

◎第五日目
 う〜〜ん。困ったぞ。頭を冷やして、冷静に。
 こういうときにはまずはマニュアルにあたるのがいいだろう(当たり前です、これに気付けば今までのような無駄な労力は不要だったのですから)、でppxpのリファレンスを読み始めました。最後の方のトラブルシューティング(ppxpアンサーズ)を見てみると、ちゃんと書いてあるじゃないですか。
 「ppxpコマンドを実行してもppxp>プロンプトが出ません」
 「Linuxカーネルバージョン2.2.4以降でこの症状が発生した場合は、バージョン0.99061008以降のppxpをご利用ください」
 ガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン。どうして早く気がつかなかったんだ。あまりのショックに新しいバージョンのppxpを探すのは翌日回しに。

◎第六日目
 お気楽にrpmファイルで0.99061008以降のものを探したのですがすぐには見つかりません。まぁ、tarボールを展開して、ソースからコンパイルするのもよいか、とppxp本家のページに行き、最新のソースを入手。
 で、何気なく手元にあった雑誌の付録のLaser5 Linux6.2のCDロムを覗いてみました。すると・・・あるじゃないですか。最新バージョンのppxpが、rpmファイルで。なぁ〜んだ。じゃ、これをもらってきてと。xppxpは?これもあるじゃないですか。tkppxpは?これも入っているじゃないですか。なんだ。
 それぞれrpmからインストールしてppxpを起動すると、何ごともなかったように、起動成功。ふ〜。
 早くマニュアルを読んでおくんだった。

◎第七日目
 推測なのですが、Laser5 Linu6.0にppxpが収録されていなかったのは、カーネルのバージョンが2.2.4になり、ppxpのそれまでのバージョンが動かなかったからではないでしょうか。その当時の最新版をrpm化して組み込むことも可能だったのでしょうが、多分時間がなかったとか、安定性とかそういう問題だったのだろうと思います。その証拠にその後のLaser5 Linux6.2ではftp版ですらちゃんとppxpがrpm化されて入っているのですから。
 【教訓】マニュアルはちゃんと読め!



PC Gif複数のシリアルポート:ポートリプリケータとモデムカードを同時に使うと?

 G2Fにはポートリプリケータがついています。このポートリプリケータには、もともとシリアルポートがついています。今まではポートリプリケータを使わずに、本体だけでPCMCIAカードを挿して使っていました。(職場にLANがひいてあるので、プリンタを使うにもネットワークプリンタで済んでしまうのです。)ようやくFax・Modemカードが動くようになって、ハタと悩み始めました。モデムカードはシリアルポートとして認識されるわけだ。今はポートリプリケータがついていないから、シリアルポートはこのモデムカードだけ。では、ポートリプリケータをつないだら、モデムカードのポート番号はどうなるの?ちなみに単体でモデムカードをつないだ場合、ttyS00->ttyS0として認識されています。そして/dev/modemのリンク元もttyS0になっているんですね。もしもポートリプリケータをつないで、ハード的にはこちらのシリアルポートの方が優先されるでしょうから、ややこしいことになるのでは・・・?という不安があったわけです。

 で、早速ポートリプリケータをつないで、モデムカードは外して起動してみました。
#dmesg | less
で起動メッセージを見てみると、どうやらポートリプリケータのシリアルポートはttyS01に割り当てられている模様。これなら問題ないか。一応念のため
#setserial -g /dev/ttyS*
でttyS*に割り当てられているIRQなどを覗いてみましたが、(当然のことながら)ttyS1以外のシリアルポートはないようです。

 では、今度はポートリプリケータ+モデムカードで実験です。
 #dmesg | less
で起動メッセージを見ると、ttyS01が最初に割り当てられています。多分、ポートリプリケータなのでしょう。で、最後の方でttyS00が割りあげられているのがわかりました。
 これまた念のため
#setserial -g /dev/ttyS*
としてみるとttyS0とttyS1が割り当てられているのがわかりました。

 で、更に念のため、modemデバイスがどこにリンクされているのかを見るために
#ls -l /dev/modem
としてみたら、ちゃんとttyS0の方・・・つまりモデムカードに割り当てられていました。ホッ。

 これで、一応、複数のシリアルポートが使えるんだ、ということがわかりました。(まぁ、そうなってくれないと困るんですが。)


アプリケーション・ツールのインストール


PC Gifソフトウェアのインストール・アンインストール

 Windowsの世界では、CDロムをドライブに挿入すると、勝手にオートランがかかって、インストールを開始してくれます。後はInstallshield・インスト−ラが適当にインストール作業を開始してくれるので、ある面非常に楽です。初心者がパソコンを買ってきて、そこにOfficeなりゲームなりをインストールするには、ほとんど予備知識はいらないと言ってもよいでしょう。
 ところが、インストールの最中に「余計な」「大きなお世話」を「勝手に」やってくれてしまうので、後々いろいろな不具合が生じます。良く言われることですが「Windowsは買ってきたままが一番安定している。ソフトをインストールすればするほど不安定になってくる」というヤツです。原因は、主として必要なDLLを勝手に書き換えたり、古いバージョンで上書きしたり、レジストりデータをごちゃごちゃにしたり・・・枚挙にいとまがありません。

 それに比べるとLinuxでは、原則としてソフトのインストールはxxx.tar.gzファイルを持ってきて、それを解凍し、makefileを適切に書き換え、make、make installという作業を踏むことになります。相当な手間を覚悟しなくてはなりません。おまけに、ソフト同士の依存関係という問題もあります。例えばXXXというソフトを使うには、実はXXXVというソフトがインストールされていなければならない・・・というようなものです。

 このあたりは、ソフトの説明書に丁寧に書かれていますので、読み間違えなければ(多分)大丈夫なはずです。

 makefileの書き換えも最近は自動でやってくれるような設定のものが多く、
 #./Configure
だけで適切なmakefileを作ってくれるようになっています。そうなっていなくても説明書を良く読めば、自分のハードウェア・ディレクトリ構成ではmakefileのどことどこを書き換えれば良いかはわかりますし、大概コメントとして「こういう場合にはこのコメントをはずしなさい・・・」などと記載されていますから、あまり悩む必要はないでしょう。

 そうは言っても、Windowsのインストールと比べると雲泥の差ですね。せっかくLinuxをインストールして、雑誌の付録についていたゲームをやってみようか・・・なんて思ってもこんな作業があるとやっぱり敷居が高いなぁ、と思ってしまいます。

 Linuxのインストールが終了していればまだいいですが、インストール途中でこんな作業をやらされたら、初心者は挫折してしまうことが多いでしょうね。

 そこでLinuxでのソフト・ツールのインストールの基本型を書いてみたいと思います。
 1.まずは必要なファイルをとってくる
 2.説明書にしたがって、それ以外に必要なファイルがあればそれらもとってくる
 3.tar.gzファイルを解凍する
 4.makefileを書き換える(説明書に従って)
 5.自動設定ができる場合には./Configureでmakefileを作る
 6.make、make install で終了 その際、依存関係のあるファイルに注意して、インストールしてください 最初にあるべきものインストールされていないと、エラーを返して止まってしまうこともあります。
 7.もしもうまく行かなければ、エラーメッセージをよく読んで、再度挑戦してみる
 8.更にうまく行かなければ、説明書やFAQページなどを見る 大概同じようなエラーで悩んでいる人がいるものです。

 こういう面倒な作業を避けるのにrpmファイルは非常に有効です。ただ、rpmファイルはどんどん自動的にインストールしていってしまうので、どういうディレクトリ構成でインストールされたのかわからないことが多いです。説明書に書いてない場合には、後で自分でディレクトリ構成を確認しておいた方が良いでしょう。

 rpmファイルが便利とは言っても、依存関係には注意してください。例えばppxpというプログラムをインストールしたとします。これをX上で使うためにxpppxpもインストールしました。さらにtkppxpもインストールしました。実はtkppxpはppxpをTcl/TKで使えるようにしたラッパーです。ですからppxpがなければ使うことはできません。上に書いた順番でインストールしていけば問題はないのですが、逆にやっていくと、エラーが出るかもしれません。

 アンインストールの場合も同様です。ppxpのバージョンが古いので新しいバージョンにしようとします。新しいppxpを持ってきて、アップグレードすれば良いのですが、一旦ppxpを完全にアンインストールしたいとします。その時に
#rpm -e ppxp
とやってよいでしょうか?多分、xppxpやtkppxpがppxpを使ってるからだめだよ〜ん、というエラーが返ってくるはずです。ということはxppxpやtkppxpを先にアンインストールしておかなければならないわけですね。

 更に、ppxpを既に使っていて、いろいろな設定ファイルがppxpのディレクトリの中に作られていたとします。そうするとアンインストーラ・・・rpmは「○○のディレクトリは空ではないので消去できまヘンでした」というようなエラーメッセージを返してきます。アンインストールは、インストールの逆をやりますから、このような結果になるわけですね。後はセコセコと手作業で消しましょう。(これはWindowsのUninstallshieldでも同様です。あるアプリケーションをインストールして、そのディレクトリの中にいろいろな練習用のファイルなどを作った場合、「いくつかのファイルは消去できまヘンでした。手動で消去する必要がありまんねん」というようなコメントを出します。)

 Linuxを勉強する上では、tar.gzファイルを自分で展開し、makefileを編集し、makeし、インストールするというのがベストです。(多分、他の人たちもそう考えていると思います。)ただ、あるソフトがうまく動くかどうか取り敢えず試してみたい・・・というときにはrpmファイルを持ってくるのが一番楽でしょう。もし動かなくとも、rpm -eでアンインストールできるのですから。で、その時にはtar.gzファイルを展開して必要に応じて設定ファイルを書き換えてやる、ということですね。



PC GifRPMファイルのあるところ

 http://jrpm.linux.or.jp/rpms/

http://ring.shibaura-it.ac.jp/pub/linux/RedHat/redhat/current/i386/RedHat/RPMS/

 RedHat系のLinuxを使い始めると、なんとなく
    ソースコードの入手->解凍->makeの設定->コンパイル->インストール

の手順が面倒くさくなってしまいます。元々RPM化されているものがあるのなら、初めからそれを使ってしまおう・・・と探していたらこういうサイトがありました。RPM化されたファイルが多数収録されています。


PC Gifクラッキングツール?

 ・・・と書くと人聞きが悪いのですが、使い方によっては十分クラッキングツールになるって言うソフトはたくさんありますね。私はネットワークのことを勉強したくていくつかツールを組み込んだのですが、使い方によってはクラッキングツールになってしまいますので、あくまでも良識の範囲で使ってください。

 自分でネットワークの勉強をするために、次のようなツールを入手・インストールしています。

 ・nmap:どのポートが開いているかを調べる。使い方を間違えると、先日官公庁のホームページで大騒ぎになったポートスキャンをかけていると思われてしまいます。

 ・sniffit:ネットワーク上を流れるパケットを見るツール。

 ・tcpdump:同じくネットワーク上を流れるパケットを見るツール。これを使って怖かったのですが、perlでフィルターをかけてやると、ネットワーク上にどんな文字データが流れているか、見えてしまうんですね。telnetなどで暗号化してない文字を流すと、丸見えだということが良くわかります。クラッキングツールとして薦めるつもりは毛頭ありませんが、一般の人にネットワークというものが非常に危険だということを教えるには有効だと思います。私もこれ以降自分が流すデータを意識するようになりました。

 ・netcat:まぁ、強力なツウルですこと。(恐ろしい。)

 ・SAINT:見ていて楽しくなります。(どこが?)


PC GIFSAMBA

 窓なんかが混在しているネットワーク上で、データのやりとりをするにはSAMBAが便利です。ただ、私はSAMBAを導入するにあたり、結構悩みました。

 sambaのRPMはほとんどのディストリビューションについているでしょう。(ここではVine1.1で試しています。)それをインストールしました。

 さて、どこにインストールされたのでしょう?手元にあった「SAMBA DE RUMBA」という本を参考にして、探してみたのですが、ありません。う〜〜、困った。でlocateコマンドで探してみたら/usr/sbin/にインストールされていました。

 ここで

   /usr/sbin/smbd -D /usr/sbin/nmbd -D

とやってみても、うまくいかないんです。ありゃ〜〜〜。何か設定ファイルがあるのでは?と気づいて、見てみるとsmb.confというファイルがその設定ファイルらしい。ここに

   Netbios name=Blue

   hosts allow=192.168.1.53

などと記述して起動しなおし、しばらく待っていました。(これがSAMBAをインストールしたマシンです。)そのうちにLANでつながっていたNTのネットワークコンピュータ内にBLUEの文字が現れました。やれやれ。ずいぶん時間がかかった。

 では、NTからBLUEにアクセスしてみると・・・パスワードが認識されない。ありゃ〜〜〜。前掲の本をもう一度読み直すとNTのSP3以降、95のOSR2以降、98などでは暗号化パスワードが使われるのでそのままではSAMBAとやりとりができないとか。

 で、解決法は窓の方のレジストリを書き換えるのだそうだ。ところが、これではネットワーク上を平文パスワードが流れるわけで、精神衛生上よろしくありません。なんとかならんかなぁ〜〜。

 で「SAMBA/NFSによるUNIX-Windowsネットワーキング」(小田切耕司著)を見ると、・・・なぁんだ、SAMBA側で暗号化パスワードを扱えるようにできるんじゃん。mksmbpasswd.shってのを使うのね。

 で、やってみました。うまくいきません。どうしてなんだろう?? ここでようやく環境変数のことに気づきました。

 RPMでそのままインストールするのは便利なのですが、書籍などでソースコードからコンパイルすることを前提に説明している場合、ディレクトリ構成などがずいぶんと違ってしまうことがあるんですね。

 それじゃあ一旦SAMBAをアンインストールして(窓的な表現)、ソースコードからコンパイルしなおすことにしよう。

 ソースコードをCDロムから引っ張り出して、展開。Makefileを読んでどんな環境変数がどう設定されているのか見てみました。一通り読んだ後、makeでコンパイルをかけたんですが、エラー!。「○○のうち、どれか一つを有効にしておかなくてはならない、」というようなメッセージ。

 もう一度Makefileを読み直してみました。う〜〜ん。とりあえずPAMとglibc2を使用するのでこの2箇所をアンコメント。workgroupの設定を自分の環境に合うように変更。(これはsmb.confで変更できるのでどうでもいいか。) それを保存して、

  make、make install

でインストールしました。

 次に、smb.confを書き換えます。

  encrypt password=yes

としておきます。後は必要なところを自分の環境に合わせて(allow hostsとかworkgroupとかnetbios nameとか)保存します。それから暗号化パスワードファイルを作るのですが、前掲の書籍どおりに

  cat /etc/passwd | mksmbpasswd > /usr/local/samba/private/smbpasswd

としてもうまくありません。どうやらmksmbpasswd.shが

  /usr/bin

以下にあるということ。

smbpasswdは

  /usr/local/samba/private

に作っても、SAMBAが
 /etc/以下を探しに行ってしまうことに原因があるようです。そこで

  cat /etc/passwd | /usr/bin/mksmbpasswd > /usr/sbin/

として、

  /usr/sbinにできあがったsmbpasswdを

  /etc/

にコピーしてみました。今度はうまくいきました。多分、Makefileの設定でドジをしてしまったのでしょう。

 ちなみに、実行ファイルは

  /usr/local/samba/bin/

以下にありますので、起動するには

  /usr/local/samba/bin/smbd -D

  /usr/local/samba/bin/nmbd -D

とやります。

 ただ、毎回これでは不便ですので起動時にinetdから起動できるようにしました。

  /etc/services

  netbios-ns 137/udp
  netbios-ssn 139/tcp
を記述します。(記述してあるかもしれないので、確認しましょう。)
それから
  /etc/inetd.conf

   netbios-ssn stream tcp noaut /usr/local/samba/bin/smbd smbd
   netbios-ns dgram udp wait root /usr/local/samba/bin/nmbd nmbd
を記述します。ただし、これは実際のディレクトリ構成にあわせてください。こうしておいて
kill -HUP PID
とします。PIDには実際のinedのpidを記述します。
inetdのpidは
  /var/run/inetd.pid
に記述されていますから、それを見れば(less なり cat なりすれば)わかるでしょう。 これで「一応」動くのですが、名前解決がうまくいかなければLMhostsファイルやhostsファイルを作っておく必要があります。


PC GifApplixware4.2をインストールしてしまおう

 最初にお断りしておきますが、Turbo Linux 3.0にバンドリングされているApplixwareの動作は他のディストリビューション上では保証されていません。ここではあくまでも個人的な趣味で他のディストリビューション上でインストールしてみた体験を記しているだけですので、以下に記したとおりの結果が得られないこともあります。またこの件に関しましてパシフィックハイテックならびにLaser5への問い合わせはしないでください

 以前Turbo Linux 3.0 Professionalを購入しました。別にTurbo Linuxが欲しかったわけではなく、Applixwareが欲しかっただけなのですが、結果として新しいディストリビューションを入手することとなりました。

 Applixwareはご存じの通り、Linux上でのOfficeアプリケーションです。以前は単品売りされていたのですが、Turbo Linux3.0が出てからはバンドリングオンリーとなり、単品販売はなくなってしまいました。不便と言えば不便ですが、それ以前ならTurbo Linux + Applixwareの出費がかかっていたのが、Turbo Linuxだけの出費で両方そろうのですから、初めて購入する人にとってはむしろ値下がりということになると思います。

 最近はGNOMEやらKDEやらのデスクトップ環境で日本語化された表計算やワープロソフトなどが使えるようになりましたが、Turbo Linux3.0当時はそれほど整備されていませんでした。Applixwareがほとんど唯一の日本語化されたOfficeアプリだったわけです。一般的にパソコンを使うとなれば表計算、ワープロ、インターネットが一番多いのでは?

 前に書いたとおり、私のノートパソコンでは現在Turbo Linuxは動いていません。Applixwareがなくてもさして不便ではないのですが、せっかく買ってユーザー登録までしたのに、使わないのは悔しいのでLaser5上で使おうということになりました。だからと言って、いまさらTurbo Linux6.0を買うつもりもないので、古いバージョンを使ってみようかな?ということです。(Vineの方ではほとんどTurbo Linux上と同じ感覚でインストールできてしまいましたので、ここでは触れません。)以下、手順と失敗談を書き連ねます。

 まずCDドライブをつないで、電源オン。Linuxを起動し、rootでログオンしました。そしておきまりの
  #mount /mnt/cdrom
で、CDドライブをマウントしました。一応、確認のため
  #ls /mnt/cdrom
とすると、インストールスクリプトinstallが見つかります。そこで、マニュアルにあるとおり
  #cd /mnt/cdrom
として、カレントディレクトリを移動し
  #./install
としたのですが・・・
 Permission denied
というエラー。ありゃ?念のため
  #ls -aFl /mnt/cdrom/install
とするとインストーラの属性はちゃんとルートで実行可能になっている。

ありゃ?それではということで
  #cp /mnt/cdrom/install /root
としてルートディレクトリにコピーしてやると、なんのことはない、実行できてしまいました。ただし、これもマニュアルにあるとおり、CDドライブ以外からインストーラを起動すると、CDのマウントポイントをたずねられますからちゃんと/mnt/cdromだよ、と答えてやります。

 無事にインストーラが起動し・・・ところが、またトラブル。要するに「お前のシステムに入っているRPMは古い。新しいのに更新して良いか?」というようなメッセージ。

 ウソだ!絶対にウソだ!だってそうでしょ。こちらはRedHatの6.0相当ですよ。Applixwre4.2の方が古いもの。念のためLaser5のRPMのバージョンを見ると3.0.2。で、当該のCDロムの中にあるRPMは2.5.5。こんな単純なバージョンチェックもできないのか?タコなインストーラだ。と腹を立てつつ、インストールスクリプトを覗いてみることに。
  #emacs /install &
としてスクリプトを読んでみると、どうやら144行目から181行目までがRPMのバージョンチェックをしている様子。どうせ、インストールされている方が新しいとわかっているのだから、この部分を削除!!。
 で、あらためてインストーラを起動します。
  #./install
で、今度は無事にインストール完了。

 でも・・・よく考えてみると、ここまでやるんなら、初めからインストーラなど使わずにRPMファイルを手動でインストールした方が早かった??かなという気がしないでもない。念のため、その方法を書くと・・・
 #rpm -ivh /mnt/cdrom/RPMS/Applixware-xxx-xxx.xxx.rpm
 xxxのところはファイルによって違います。最低限の日本語環境を構築する場合にはどのファイルを入れればよいかはマニュアルに書いてある2本のファイルだけです。

 この後、(私は/usr/local/applix/ディレクトリにインストールしたので)
 #/usr/local/applix/applix &
 で起動できました。



PC GifノートパソコンにLinuxをインストールするのに役立つサイト
http://www.sanpei.org/Laptop-X/note-list.html
  →LCDを使用したnoteパソコンでXを利用するためのアイデア・工夫など
http://www.st.rim.or.jp/~adats/WL/
  →安達さんのホームページ ノートパソコンと周辺機器の動作実績など
http://www.flatout.org/~wing/
  →はねひでやさんのホームページ デスクトップパソコンと周辺機器の動作実績など