集める

 私は"集めること"が好きである。

 なんとなく思い出してみれば、それは、小学校の頃から溢れていた。もっとずっと後のことだと思っていたのだけれど。

 多分、最初に集めきったのは、野球のカードゲームである。ポテトチップの付録のプロ野球カードではない。各球団の選手のデータをもとに、サイコロ2つを振って、ヒットだのホームランだのというやつである。ときどき5と6でホームランの選手がいたっけ。この球団カードを、全12球団揃えずにはいられなかったのである。そうすることによって、オールスターもできたし、友達とやるときにも多少の(子供だからさ)貸し借りはできたわけで。うーむ、いかんなぁ。

 同時期にはゲームウォッチが欲しくて、お小遣いをためて、2つくらい持っていたかな…5000円くらいしたから、それこそ全部買うわけにはいかなかったわけだが。自転車に乗って買いに行ったら売り切れだったり、走っているところで中学生っぽいのに声をかけられて、でも私は疑っていたわけでもないのに冷静に「僕の名前を知ってるかい」とやって、名前を読み間違えたからそのままスルーして逃げたりもしたっけ。

 そのあとはまぁ、順当に漫画雑誌、漫画、小説、トレーディングカード、フィギュア、DVDといったものや、小説の月刊誌、クラシックコレクションやマーダーケースブック、フルールといった週刊(または隔週刊)雑誌、などなど、枚挙に暇がない…本当に恐ろしいことである。それは今でも、続いているのである。

"紅霞水楼"管理人 2009.4.4

タイトル概要
新しいコレクターには不遇の時代かコレクションするにあたって、「何を集めるか」「どうやって集めるか」「どうやって収蔵するか」という点が重要になるわけだが、果たして今から集め始めるモチベーションはどこにあるのだろう。(2009.4.4)