どこよりも詳しいメイドさんベスト!! の解説
2001/10/23(Tue)
ということで特集です。
これさえ読めばこのCDのネタ振りには困らないものになっているととりあえず自負しておきましょうか。(笑)
株式会社ストーンヘッズ。
ここといえばSM専門ブランド"PIL"から発売された調教シミュレーション"SEEK"があまりにも有名でこれで一気に(狭い)世間に名を知らしめたメーカーですよね。
そこの名物社長だったのが田所広成氏。
元々ミュージシャンくずれでゲーム屋さんになりファミコンソフトとか作ってたらしいのですが、子供騙しでゲーム作るならどうせなら大人騙しにしようということでエロゲー世界に入ってきたのだとか。
そんな男気溢れる社長も現在ではストーンヘッズを離れ、何しているのかと思えばrougeから発売されるオレ内超期待の一作『このはちゃれんじ!!』でスーパーバイザーとして名前が出ていたりします。
そしてもう一つの活動がこれ。
その名も"メイドさんベスト!!"
1997年に発売されたえろげー「MAID iN HEAVEN 〜愛という名の欲望〜」のオマケCDについていた"メイドさんロックンロール"と"メイドさんブルース"があまりにも頭悪くて最高すぎたため話題が沸騰。
初回限定版のみしかこのオマケCDが付いていなかったため、ファミコン版アテナのごとくこの歌目当てで中古店の高額買い取り商品になっていたというまさに伝説の一曲です。
そして各所からの熱い要望により、昨年発売された「美少女遊戯歌謡集1号」にも収録されたりしましたが、この度ベスト盤として登場です。
今回はそれに加えて実写版で使われた"メイドさんブギ"と"メイドさんパヤパヤ"、私が2000年度エロゲーソング最高峰と信じて疑わない「絶滅キング」の2曲、さらにあまりのヘタレぶりに一度聴いたら忘れられない「聖コスプレ学園」イメージソングまで収録!
これらのストーンヘッズが誇る熱い曲を厳選収録しその上新曲まで追加されたまさにベスト盤となっているのです。
あ、ちなみに私は新曲以外は全てリアルタイムで聴いていたりします。(笑)
1.メイドさんパラパラ
今回初収録の新曲です。
メイドさんがパラパラだからどうしたというツッコミをする気もなくすようなパラパラぶり。
どちらかといえばJユーロ(笑)という感じの濃くないユーロビートで、やっぱり歌ってる歌詞は頭悪くてよろしいです。
随所にボコーダーによるエフェクトが入ってクラフトワーク好きにもグッとくるものがあることでしょう。(笑)
せっかくパラパラなんだから遊びに徹するのならば振り付け解説もつけて欲しかったというのが正直なところですがこれだけでも充分ですな。
2.メイドさんRock'n Roll
幼なじみでメイドさんのなぎさとHするだけのゲーム「MAID iN HEAVEN」に収録された一曲。
これが伝説の始まりでした....
ゲームのオープニングデモではこの歌に合わせてSDなぎさがステージ上でエレキギター持って踊っていたんですよね。
なにげにSDなぎさが普通にラヴな絵なのもミソで、秋葉原のLAOXゲーム館で初回版を購入するとでっかいSDなぎさの絵が描いてあるクリアファイルが付いてきてました。
もちろん今でも宝物です(笑)
それと未確認情報なのですが、どこかのイベントで南ピル子がライブでこの曲を熱唱したという話を聞いてます。
どなたかその話を知っている or ライブを確認された人っていらっしゃいます?(→98/12/11に目黒区福祉センターで行われた「メガストア歌謡祭(メガストア紅白歌合戦)」というイベントだったそうです。多数の情報をありがとうございます。メガストア美少女ゲームTV)
今回のCDもそうですが、CDのレーベル面がレコードをイメージしたデザインになっていて、それに合わせて曲頭で針が落ちる音等のノイズが入っているのがポイント高いです。
こうしたこだわりがPILの素晴らしさだったのですよ。
折戸音源が良い?
でもそこにはここまで徹底したものがあるのかと問いたい。問いつめたい。小一時間問いつめたい。
…なんて有名になりすぎて飽きられているコピペを使用したくもなりますって。
3.メイドさんBlues
同じく「MAID iN HEAVEN」より。
めいどは歌だけでなくゲームシステムも最高で、ゲームスタート時に入力させられる誕生日になぎさから「結婚して」と問われた時の選択肢でOKを選ぶとエンディング、断るとそのままゲームが続くという画期的なシステムは現在でも語り草となってます。(笑)
そしてインストールした者全てが驚きひっくり返るのがインストールされるフォルダ名。
インストールドライブのルートに「巨乳メイド」という恥ずかしすぎるフォルダを作ってインストールしてくれちゃうのです....
さてブルースです。
「心は涙を流してる 体は愛液流してる」素晴らしいフレーズです。
ロックンロールを聴きまくって飽きてくるとブルースの良さに気づかされますね。
4.せいしをかけろ
JAMチャレンジ'99キャンペーン3部作の最終作品「絶滅キング 〜世紀末淫乱狂想曲〜」にオマケCDとして付いてきたイメージソング。
チャレンジキャンペーンについては核融合少女リップルちゃんでご確認を。
絶滅キングはハンパでなくマイナーな気がするので内容の解説もしちゃいましょ。
これがパッケージからして最高で、崩壊後の世界を思わせる淀んだ空と何もない地面に7人の女がひざ下までパンツを降ろした状態で直立しているというあまりにもシュールなデザインなのです。
主人公は神様から地球を滅ぼすために作られた絶滅キング。
その世界を滅ぼすには世界に散らばった7人の女とSEXする必要があり、女とSEXすることで力が解放され世界の大陸に大災害が起こります。
キングは無事にその7人の女を探しナンパに成功してHすることができるのか! というのがあらすじ。
で、なぜだか地球の命運を握る鍵となる女達がみんな東京都台東区(上野や浅草や日暮里があるところ)に集まっているので非常に地域密着型なゲームだったりします。(笑)
どう見てもヤバイ空気が漂っているものの、ゲーム内容は意外とまともな同級生タイプに近いナンパアドベンチャーで、7人全員とHしないとエンディングが見られなくて私には結局まともなエンディングが見られませんでした....
曲の紹介といきましょう。
水子一郎アニキ(水木一郎じゃないよ)がヒーローものアニメの主題歌のようにシャウトし、子供合唱団の唄声がバックコーラスに入る至極の一曲です。
"せいしをかけろの"せいし"はひらがなでなければなりません。(笑)
まあ解説するまでもなく生死と精子をかけているからなんですけど....
「やさしさばかりが愛じゃない」という昨今の純愛えろげーに正面から対抗する挑発的な詩とサビの
「男ならかけろ! せいしをかけろ! 熱いのをかけろ! せいしをかけろ! これが男の熱い生きざま」
には誰もが冷めたハートを熱くさせられることでしょう。
圧倒的。
まさに名曲中の名曲。
これを聴かずしてバカ歌を語ることなかれです。
5.絶滅のバラード
これまた絶滅キングからですね。
アニメのエンディングを想像させる情熱的に歌い上げるバラードで、こちらも聴けば聴くほどその魅力に取り憑かれる麻薬のような曲ですな。
なんといっても歌詞が素晴らしい!
1番から3番までがストーリー仕立てになっていて、どう解釈しても歌の一人称の男が女捕まえてレイプしているようにしか思えません。
個人的には3番の「純潔を守るため後ろに入れるよ 誰よりキミのこと大切だから いっぱいに広がった淡い花びらに 悲鳴を上げるのが とてもかわいい」のところが一番好きですね。
このフレーズにグッと来て感動の涙を流したこと数知れずです。(笑)
6.聖コスプレ学園校歌
「聖コスプレ学園 〜ゲーム分校〜」のイメージソングとしてオマケCDに収録されていた曲です。
聖コスプレ学園といえば有名なオタ向けコスプレイメクラ。
このソフトは聖コスプレ学園全面協力により実在する各店で人気の女の子達が登場してしかも声優までこなし、さらには聖コスプレ学園の割引チケットまで付いてくるというナイスな企画ゲームでした。
…まあゲームの方はかなり終わっていましたけど。(オレ感想文はこちら)
トゥナイト2でこのソフトが紹介された時にはゲームに登場した女の子にインタビューを敢行していて、その娘が「ゲームと全然違うね」と客に言われてショックだったと語っていたのは記憶に新しいです。(笑)
曲の方はというといろんなゲームやアニメのフレーズを組み合わせて作ったビックリ箱のような作りになっていてちょっと聴くと面白いです。
歌を歌っているのも聖コスプレ学園の娘達ですのでいい感じにヘタレてるのがポイントかと。
7.天使になりたい
「同じく聖コスプレ学園 〜ゲーム分校〜」のイメージソング。
このCDにしては結構どうでもいい感じの普通の曲。
本当は聖コスプレのゲームに付いていたCDではこちらの曲がTrack.1で学園校歌がTrack.2だったはずなのに序列が逆になっていることからもどうでもよさげであるということがわかるかと....
8.メイドさんパヤパヤ
好評だったためか「MAID iN HEAVEN」には実写版ソフト「MAID iN HEAVEN 生乳版」というのが発売されていました。
そちらに付いていたオマケCDに収録されているのがこの"メイドさんパヤパヤ"。
元々は元祖の方で家事をするなぎさが口ずさんでいた謎の歌で、それが生乳版が発売されるにあたり、「ファンの熱い要望に応えて」収録されるに至ったというファン感涙の一曲なのです。
エロ歌詞ばかりのメイドソングの中でこれだけが普通(?)なのはほのぼのモードのなぎさが歌っていた曲だからなんですね〜。
"メイドさんパヤパヤ"に感慨深い物を持てる人は真に上質を知る者といえるでしょう。(笑)
後半の男性コーラスで「メイドさんってステキだね」と入るところが印象深いし、このゲームのもう一つの魅力であるほのぼの〜な部分が上手く表現されている良い曲ですね。
9.メイドさんブギー
「生乳版」のオープニングデモ曲。
このソフトはAV女優朝倉まりあが出演した実写版ソフトで、絵が実写になったこととオープニングデモ曲がこのブギになったこと、そしてインストールフォルダ名が「爆乳メイド」にパワーアップしたこと以外に内容の変更はありません。
どれくらい同じかといえば、前作のセーブデータがそのまま使えるくらい。(笑)
オープニングも基本的には同じで浅倉まりあがエレキギター持ってバックにメイドさんブギーが流れていること以外は同じです。
しかし元がSDだと実写になるとちょっとツライね....
また生乳版はなんとWindows 2000と同じ発売日だったというのもエピソードの一つでしょう。
私はWin 2K深夜発売の横で0時に生乳版を買って帰りましたです。(笑)
ブギはこのCD中最も力強い曲に仕上がってます。
初めて聴いたときはロックンロールの方がよかったかな? なんて思いましたけど、「ブギー!!」の叫びと「イク イク イク イク イッちゃう〜!」がだんだんと楽しくなってきてしまって最終的には忘れられない曲になってしまったのでした。(笑)
10.メイドさんレゲエ
2つ目の未発表新曲でミドルテンポのレゲエトラック。
歌い方があまりレゲエっぽくないのでちょっと首を傾げたくなりますが、ラストトラックとしてはちょうどよいのではないでしょうか?
特にサビの「セックスって 素晴らしい」を連呼するところはある意味このCDの主題的意味合いを内包しているのでないかと。
これは他の曲にも当てはまることなのですが、特にこの曲での「メイドさんだから セックス大好き!!」という歌詞に見える開き直りも重要です。
今のえろげーでは「メイドもの」というのはすでに1ジャンルとして確立した感があります。
メイド服着た従属タイプの娘とHできるというのがこのジャンルの基本コンセプトであることは明白です。
しかし中身を見るとどれもそんな主題をはっきりと直視せずに敢えて触れず、しかし結局やってることは同じという逃げの姿勢を感じるのです!
そんな今の業界の方向性をあざ笑うかのようなこの開き直りこそがストーンヘッズの、そして田所氏最大の魅力だったのにそれがわからない厨どもの多きことに私は深い憤りを覚えます....
かなり長いですがこれでメイドさんのご紹介を終わります。
まあアレです。
とりあえず買え! そして聴け! ということですな。
限定2000枚らしいですし、将来確実にプレミアが付くことも間違いないです。
個人的にはメイドさんロックンロールを超える史上最高の名曲「せいしをかけろ」が歴史に埋もれずにこうして世の中に出ることができたというのがこのCDで一番の収穫だと思っておりますが....
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