ハープを弾くために
楽器のお手入れ
ここではお客様からよくお尋ねいただく楽器のお手入れを簡単にご紹介いたしております
なお、下記の記述はAOYAMAの製品を対象としたものです
他社製の楽器には適合しない事項もございますのであらかじめご了承ください
弾きはじめる前に
- ハープの弦はヴァイオリンなど他の弦楽器と同じく、温度や湿度の影響を受けて常に伸び縮しています。演奏前には必ずチューニング(調弦)が必要です。
- ピアノなど他の楽器から音をとってもよいですが、チューナーをお使いいただくとチューニングがしやすくなります。
- 最近は安価で使い勝手の良いチューナーが多数でていますので、1つご用意いただくことをお奨めいたします。
- 一般の楽器店でお求めになるときには、「管楽器用のもの」をご購入ください。
- (「ギター用」や「大正琴用」などは、特定の音のチューニングしかできない場合があります。ご注意ください。)
- チューニングは、すべての弦を開放の状態で合わせます。
- ハープの場合、「弦を開放」とは、グランドハープではペダルを一番上のスロットに入れた状態、レバーハープではレバーをすべて下げた状態を言います。
- 最初から使用する調にペダルやフックを操作してから調弦すると、弦やディスク、フックに過度の負担がかかり、弦が傷つきやすく、ディスクやフックが傷む、ずれるなどの故障の原因となります。なるべく避けましょう。
- グランドハープとレバーハープでは、開放の弦を合わせる音が異なります。
- グランドハープはペダルをすべて一番上のスロットに入れて(♭の位置)変ハ長調にチューニングしてください。
- レバーハープ(フックハープ)ではフックをすべて下げて変ホ長調にチューニングします。
- グランドハープ、レバーハープですべての弦を開放の状態で合わせる音は、実際にはそれぞれ以下のようになります。
- 赤い弦が「ド」(C)、黒または青い弦が「ファ」(F)です。
-
ドレミファソラシ
←弦 グランド
ハープド♭
=シ
(Ces=H)レ♭
Desミ♭
Esファ♭
=ミ
(Fes=E)ソ♭
(Ges)ラ♭
(As)シ♭
(B)←実際に
チューニングで
合わせる音
*()はドイツ音名レバー
ハープド
(C)レ
(D)ミ♭
(Es)ファ
(F)ソ
(G)ラ♭
(As)シ♭
(B)
弾き終わったら
- 演奏終了後は弦を開放の状態にしておいてください。
- グランドハープはペダルをすべて一番上のスロットに入れます。
- レバーハープはフックをすべて下ろします。
- 楽器についた汚れは柔らかな布でやさしく拭いきます。
- 布は楽器用のポリッシュクロスをお使いいただいても結構ですし、着古したTシャツなどの綿の布を適当な大きさに切ったものでもかまいません。タオルなどパイル地のものはパイルの中にゴミが引っかかり、楽器に傷をつける原因にもなりますので避けた方がよいでしょう。
- 拭く布は4枚用意し、木部、金属部品、ナイロン弦とガット弦、ワイヤー弦で布を使い分けます。
- 乾拭きだけで十分ですが、冬季など静電気の起きやすい季節は木部の埃は科学ぞうきん(薬品のついていないタイプのもの)でふき取ると楽にとれます。

