●南イタリア・プーリアの旅 レストラン紹介2
プーリアのレストランの紹介します。大橋夫妻のお店の選定は素晴らしく、こ
れからプーリアを売り出していこうという気概にあふれたものでした。
ミシュランで紹介されているレストランを含めて多くの店で使われている食材
は、必ずしも日本で言う高級食材ではありません。地元の食材を使っており、メ
ニューに〇〇産牛肉といったような冠は付いていませんし、形も不揃いです。そ
れに自家菜園の野菜や野生のアスパラガスも使っているレストランもありました。
料理人の腕で勝負し、お客も料理の味や店の雰囲気で評価しています。そのせい
かシェフの顔付きに自信が見えます。
●5月5日夕食
ファサーノの近くの海岸沿いの町で、小さな漁港でガラス張りのこぎれいな魚
屋をのぞきました。タコ、イカ、スズキ、アラータ(クロダイ)の他に、ベラや
オコゼといった地元で採れた小魚が並べられていました。ガイドブックにはこの
地域にはウニ小屋が立ち、生ウニを殻を割って食べさせてくれると書いていまし
たが、残念ながら5月は禁漁期でした。
レストランは漁師家族がやっている店で、とても洒落た店です。特別に冷凍し
ておいたウニを使ってのリゾットを出してくれました。娘さんの女性シェフがが
んばっていました。
トマトのブリスケッタ カジキマグロの生スライス
コウイカ、 ウニのリゾット ボイルタコとカジキマグロ
●5月6日昼食
三角屋根の家がたくさんあるアルベロベッロの「トゥルーロ・ドーロ(黄金の
トゥルーロ)」という店で昼食をとりました。観光地で評判の店でミシュランの
マークが掲げられていました。珍しく日本人の個人の観光客もきていました。
前菜が多くでますので、セーブしながら食べないとメインのパスタが食べられ
なくなります。イタリア料理といえばスパゲッティと思い浮かべますが、今回は
短いのが多く、この店が始めてでした。
素揚げ半熟玉子
焼スライスズッキーニ 豚肉の巻物
たこ ロングパスタ
●5月6日夕食
今晩のディナーは肉料理となりました。この店の肉料理ですが、地元の伝統料
理ということで、いわゆるステーキ系のものは見かけません。イスラム社会の影
響を受けている土地柄、串焼き肉やソーセージの串焼き、軽くパン粉を付けて焼
いたもの、肉で何かを巻いて焼いたものなどが中心でした。畜種も豚、羊(子羊
も)、仔牛とバラエティに富んでいます。前菜に豚の生(?)がでました。取り合
えず手がピタリととまりました
改めて聞いてもらいますと、パンチェッタでした。豚のおなかの部分の肉を塩
漬けにしたものです。
まず、皆さんにお出ししたものは1分ぐらいオーブンに入れて脂身がうっすらと
融けるようにしたものだそうです。香ばしい香りも加わりこの方がおいしいのです。
このお店で出しているパンチェッタは自家製で地元で育成された豚を使っていま
す。製造方法は、1)屠殺後約1週間冷蔵庫に保存して肉を乾燥させる。
2)塩漬け15日間 3)熟成約40日間 だそうです。
完成後は室温(14℃)保存で3ヶ月程の賞味期間とのこと。
自家製のパンチェッタ トマト ソーセージ
●5月7日夕食
「アル・フォルネッロ・デ・リッチ」
チェニィーリ・メサピカにある「アル・フォルネッロ・デ・リッチ」というレ
ストランに行きました。この店は女性シェフが三代続いている店です。シェフは、
イタリアの著名なシェフの下で修行をしています。料理は、地元の伝統料理にヌ
ーベルキュイジーヌ(これはフランス語ですね)を組み合わせたものだそうです。
大変に洗練されたプレゼンテーションと味でした。今回のツアーで最も洒落た料
理だったかもしれません。
揚げボール きのこのムース、リコッタチーズ
野生のアスパラガスと空豆のスープ風ピュー
●5月8日夕食
サンミケーレホテル
最終日、私は喉を痛めて声が出にくくなり、これで熱でも出て成田空港で新型
ウイルスの検疫に引っかかったら大変ですので、ホテルで静養しました。幸い夕
食は宿泊しているサンミケーレホテルでしたので参加することができました。
モッタレラチーズの実演もしていただき、いろいろと感想を話して終わりまし
た。
そして最後に、この席に同席してくれたジョバンニさんのお父さんから、全員
にオリーブの枝で編んだ小さな手提げ籠がプレゼントされました。大感激です。
ジョバンニのパパと大橋さんとネネちゃん
メニュー 手打ち平打ち麺 マグロのカルパッチョ
黒鯛の炭火焼
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